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ぶりけな夏日

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カヌー初漕ぎ

先週の富士山の大滑降を終えて、スキーシーズンは終了し、今日からカヌーのシーズンインとなった。

スキーシーズン中のある日。カヌーの話題になって、えべ子ちゃんに「カヌーの大会あるけど、2人乗りで出る?」と軽く聞いてみた。「出る、出るー。」と、いつもの軽い調子で即答が返ってきた。

(聞いた私も私だけど、そんな軽い乗りで大丈夫だべかー?)と思いながら、「とりあえず、練習してみてから考えよう。」・・・というわけで、今日からカヌーの特訓が始まった。昨年、ラフトに乗ったときには、あのえべ子ちゃんがだんまりしていたのを思い出す。まずは2人で湖でレッスン。
何を言っても「はい。はい。」といつになく従順なえべ子ちゃん。「おいおい、大丈夫だべかー?」ますます心配になる。

午後から、ホームの幾春別川に繰り出したのだが、だんだんなれて楽しくなったようで、笑顔が戻ってくる(調子に乗ってくる?)。後ろでだんだんグッタリしてくる私とは逆に、前のえべ子ちゃんのテンションはだんだん上昇。「もう一回行こー。」と何度も言う。

夜にはすっかりやる気になってしまい、「大会まで毎週週末は2日ともカヌーやるべ。」と言っている。およよ。むしろ、こっちが戸惑う。相方は私で大丈夫だべか?

タンデムで大会に出る予定のバムズチーム。そこに、カヌークラブのおじさんコンビが現れて、バムズチームとシャッフルしようと言い出した。会長婦人のおばばまで悪乗りして、「おもしろそうじゃん」と言う始末。なんだか、よく分からないうちに、私は雅彦さんと、えべ子ちゃんはマリオと組むことになっていた。「優勝するぞ」と雅彦さん。何度もゲートにトライして、微妙なパドリングのタイミングとカヌーの向きを確認する、スパルタの練習が始まったのだった。マリオも若い(?)の女の子と組めるのがウレシイようで、いつになくおしゃべりになっている。

「あなたたちには負けたくない。年上を立てなさい。」とえべ子ちゃんにけしかけるおばば。
「あのチームのカヌーには前日に穴を開けておこう」だとか言い出す人もいて、もう、何の戦いなのか分からない。

テレマークを始めてから、カヌーのシーズンインが3ヶ月ほど遅くなった。
スキーですっかり上半身はなまってしまい、初漕ぎの今日は息を吸っただけで、ミシミシと上半身が悲鳴を上げている。「トレーニングするべ!」と国体の後に買った心拍計は、部屋の隅に転がっている・・・。

でも、もうそんなことを言っている余裕はない。容赦ない来週からのカヌーの練習が待っている。

↓私のLoveLoveスラローム艇            ↓えべ子ちゃんと乗るカナディアンカヌーカヌー初漕ぎ_f0159270_052462.jpg
カヌー初漕ぎ_f0159270_091720.jpg

by a-cchon | 2008-05-25 00:00