「今日でリハビリは終わりです。」「・・・ええっ!」
セツコの心の癒しの時間だった、病院でのリハビリに終止符が打たれてしまった。
ちょっぴりセツナイ気分で、えべ子ちゃんと中山峠に向かった。
今日はリハビリスキー。「スキーでリハビリ」じゃなくって「スキーのリハビリ」。
あんなに短く感じていた中山のコースは、聳え立つ巨大な壁のように感じた。
急に憂鬱になって「膝、イタイ・・・。」えべ子ちゃんに訴えてみたけど、
「12本は滑って、リフト券代の元をとらなきゃ!」
超スパルタのえべ子ちゃんに、私の心の叫びは届かなかったみたい・・・。
というのは、半分ウソで、半分ホント。
「ちゃんと滑れるかな・・・」最初の一本。すごい緊張した。
「転ばないように・・・」「上手く滑ろうと思ったらダメだよ・・・」
耳元で聞こえる、主治医のDr.Kや鬼せんせいの言葉。
えべ子ちゃんに付き添われて、
上野さんやあじゃさん、HFNのメンバーに見守られて、
そしてhimeや梅ちゃんに見守られて、無事に初滑りを終えました。
私がコケたときに、私の代わりに叫んでくれたhime。ありがとう。(やっぱりコケちゃった。)
やっと、やっと、この瞬間を迎えることができたー!
みんな、ほんとにほんとにありがとー!
今朝の空もすがすがしい!
最後は、えべ子ちゃんと2人で貸しきりだー!